2008年11月10日 00:00

(画像はwww.hmv.co.jp/より)
「Final Distance」宇多田ヒカル
「Deep River」(2002年)
宇多田ヒカルの2002年発売の3rdアルバム。
前作「Distance」(2001年)に収録されているタイトル曲である「Distance」
これには大きな理由があります。
ファンの方々には周知の事実なのですが、当初この「Distance」はアルバムから通常のシングルカットで発売される予定でした。
ですが、この曲のレコーディング中に大阪府池田市で発生した小学校無差別殺傷事件「附属池田小事件」が起こってしまったのです...
8人の死亡者、15人の負傷者を出してしまった大変痛ましい事件でした。
僕はニュースで見ていまして、大変ショックだったのを今でも覚えています。
犠牲者の方々、負傷者の方々、家族や遺族の方々にはお悔やみとお見舞いを申し上げます...
そんな痛ましい事件の犠牲者の少女が宇多田ヒカルの大ファンだったという報道が宇多田ヒカル本人の耳に入ったそうです。
そして先出で書きましたが、急遽アレンジを加えて犠牲者や被害者に捧げる曲「Final Distance」としてリリースしたという経緯があります。
犠牲者へのレクイエムとしての意味を持つこの曲なんですが、パッケージには追悼のメッセージが書かれています。
本来のシングルのメインの曲であった「Distance」はカップリングとして収録されています。
歌が人の心を高揚させたり、感動させたり、涙を流させたり、怒りに燃えたりという音や言葉が持っている本来の「聴いている人達の心に直接訴える」という目的が素直に反映される曲だと思います。
曲自体は事件以前から存在していますが、事件が起こった事で新たに目的を持って作られた曲であるという事の意味は大きいと思います。










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